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Interview先輩インタビュー

学び続ける喜びと、人に寄り添う誠意
司法書士としての道を、この場所で

下手 優Yu Shimode

大阪事務所 司法書士

不動産登記を中心に、幅広い業務を担当しています。また、社内の教育活動や、取引先でのセミナー運営に関わることもあります。

この仕事の魅力は、日々の業務がワンパターンではなく、常に新しい発見があること。キャリアは長くなりましたが、いまだに見たこともない登記に出会うこともあり、「まだまだ知らない世界がある」と感じながら働いています。今では商業登記や相続全般に関する業務、裁判所提出書類作成業務まで幅を広げ、日々スキルアップを実感しています。

JFDの特徴は、なんといっても人の温かさ。過去に自分のミスで登記が通らないかもしれないという危機がありましたが、所員の仲間が時間を割いて先例を調べ、無事に完了できたという経験があります。誰かが困っていれば自然と周りが助ける。この「伝統的な社風」が、ここには根付いています。

私自身、2度の産休・育休を取得し、復帰後は週3日勤務から始め、フルタイム勤務にもどりました。フルタイムと言っても1時間の時短勤務の17時終業を認めてもらっています。子育てと仕事の両立は決して簡単ではありませんが、柔軟な勤務体系と周囲の理解があって、無理なく続けられています。プライベートと両立しながら司法書士として成長できる、この環境に本当に感謝しています。

今後も仕事と家庭のバランスを大切にしながら、さらなる知識と経験を積み、成長を続けていきたいです。そして、子どもたちが自分の人生を幸せに歩んでいけるよう、親としてもしっかりサポートしていきたいと思っています。

司法書士を目指す皆さん。ここには、人として成長できる環境と、司法書士として確実に力をつけられるフィールドがあります。多くの「学び」が、日々の中にあります。ぜひ、仲間として一緒に働ける日を楽しみにしています。

丁寧に、誠実に
依頼人の人生に寄り添います

関塚 良太Ryota Sekizuka

枚方事務所 司法書士

司法書士として入所して以来、幅広い業務に携わってきました。無事に案件が解決したときにいただく「ありがとう」の言葉は、この仕事ならではのやりがいです。

たとえば、亡くなった方の人生をたどりながらご遺族の想いを整理していく場面に立ち会うこともあります。そうしてご本人の人生や家族の背景を知りながら業務を進め、結果としてスムーズな解決に繋がったときの達成感は格別です。

法人というチームで働く魅力も日々感じています。多種多様な案件に関われる環境はもちろん、スタッフ全員が「お互いを支える」姿勢を持っているのがJFD司法書士法人の特徴です。実際に、以前ある依頼者から登記申請のご依頼を受けたことをきっかけに、相続登記、親族の後見手続き、不動産売却支援と次々と業務が広がったケースがありました。当時の自分には力不足を感じる部分もありましたが、先輩たちが自然に寄り添い、アドバイスやサポートを惜しまなかったおかげで乗り越えることができました。

仕事をするうえで私が一番大切にしているのは、「基礎的な確認をおろそかにしないこと」です。司法書士業務は、たった一つの確認漏れが大きなトラブルにつながることがあります。当たり前のことを丁寧に、誠実に積み重ねる姿勢こそが、信頼に繋がると信じています。

今後は、変わりゆく時代のニーズに適応するよう、司法書士としての力をさらに高めていきたいと思っています。そして、法人内でも重要な役割を任せてもらえるよう、人間力も磨いていきたいです。

JFDには、長く勤務したい方にとっても、将来独立したい方にとっても、大きな経験値を得られる環境があります。迷っている方こそ、一度飛び込んでみてください。きっと、司法書士としての「道筋」が見えてくるはずです。

登記簿に命を吹き込む
未経験から司法書士へ

井手 浩美Hiromi Ide

神戸事務所 司法書士

神戸事務所で、不動産登記を中心とした業務に携わっています。約10件の不動産業者様を担当し、案件の見積り・書類作成・決済立会・不動産登記申請までを一貫して対応しています。

JFDは、司法書士業界でも最大級の規模と実績を誇り、案件数・業務の幅ともに非常に豊富です。日々さまざまなケースに携わることが出来るので、短期間でも司法書士としてのスキルアップが望めます。スケールメリットを活かした、他では得られない実務経験が積めるのは大きな魅力です。

不動産登記簿謄本は、一見するとただの文字の羅列です。でも、売る人からお聞きする土地や建物への思いや、買う人のこれからの夢をお聞きしていると、その登記簿がまるで「生きているもの」のように感じられ、仕事が一層楽しくなります。

最近では外国籍の方の不動産購入も増えており、印象に残っているのはハンガリー在住のルーマニア人のお客様の案件です。どの言語で対応するか、日本の住民票に相当する書類は何か、本人確認はどう行うかなど、事務所内でも綿密な検討が必要でした。決済日の直前には銀行口座が凍結されるトラブルも発生しましたが、無事に決済まで完了できたときの達成感は格別でした。

私自身、もともと法律の知識もなく、司法書士の仕事がどんなものかも分からない状態で、事務員として入所しました。仕事を通して司法書士という職業に興味を持ち、一度退職して勉強に専念し、資格取得後に再入所しています。今では未経験で入所し、資格を取る仲間はたくさんいて、事務所全体で支える体制が整っているのも大きな安心材料です。

私自身がそうだったように、「まずはやってみたい」という気持ちがあれば、きっとこの場所で大きく成長できるはずです。一緒にお仕事できる日を心待ちにしています。

現場から業界の未来へ
司法書士としての挑戦と成長

福田 秀樹Hideki Fukuda

京都事務所 司法書士・特定社員

私は京都事務所で特定社員として、日々の業務を担当する一方で、単位会の新人研修講師、司法書士会・民事信託推進団体の活動など、様々な外部の活動にも積極的に関わっています。

JFD司法書士法人との出会いは、司法書士試験の勉強中に補助者として入所したのがきっかけです。早朝や勤務後にコツコツと勉強を重ね、28歳でなんとか資格を取得。実はその当時、当法人で補助者から司法書士試験に合格した“第1号”だそうです(笑)。その後はすぐに司法書士登録をし、比較的順調にキャリアを形成することが出来たように思います。

転機の一つとなったのは、司法書士会での活動。最初は先輩の司法書士から声をかけられて委員になったのですが、その後活動のフィールドを拡大していき、数年で理事に就任、今は常務理事を務めています。事務所の仕事だけでは見えなかった「司法書士制度の社会的存在意義や変遷」を深く理解できるようになり、自分の視野も大きく広がりました。登記手続が適正に行われることを担保し、国民の権利擁護に資する法的サービスの提供をするのが使命であると、改めて実感しました。そして、時代の流れとともに司法書士の業務分野が変化し、拡大をする中で、今後どのような分野に注力するべきであるかという点を意識しながら、日々活動しています。

印象に残っているのは、一般の方向けに相続・遺言をテーマにしたセミナーを企画・開催した時のことです。講師の手配から内容の組み立てまで全てが初めての経験で、手探りで準備を進めました。結果、約200人の方にご参加いただき、「司法書士の仕事って、こんなにも社会に求められているんだ。」と強く実感しました。

また、近年は民事信託推進団体の理事としても活動をしており、専門家向けの研修や講座の運営を通じて、情報発信や人材育成にも携わっています。民事信託の分野は、超高齢社会が進む中で、信託を活用して家族間で適正かつ柔軟な財産管理をしたいというニーズは高まっていますが、一方でこの分野に精通した専門家はまだまだ少なく、司法書士にとっても大きな可能性を秘めています。

事務所内の業務だけでなく、業界全体を俯瞰しながら新たなフィールドに挑戦する。それが今の私のスタンスです。自分自身が成長をして業務分野を開拓し、それを所員に伝えていくことで、当法人の発展にも繋がると考えています。これからも司法書士という仕事の魅力と可能性を、次の世代へ伝えていける存在でありたいと思っています。